日本人は本土型か琉球型
日本人は遺伝的に「本土型」と「琉球型」の2つのグループに大別できる。
日本人の起源については、在来の縄文人と北東アジアから渡来した弥生人が混血する一方、アイヌや沖縄の人は弥生人の影響をあまり受けずに縄文人の要素が強いとする学説「二重構造モデル」があるが、今回の結果はこれを支持する内容だ。
統計学的に解析すると、大きく2つの集団に分かれた。一方は北海道から九州までの大部分の人を含み、もう一方は沖縄の人がほとんどを占めた。
両者の違いを特徴付ける代表的な点は、髪の毛の太さや耳あかの湿り具合にかかわる遺伝子にあった。また東から西に行くに従い、比較のために同時解析した中国人のグループに近くなり、西日本ほど混血度が高く弥生人の影響が大きいことが示された。
*****
アイヌ遺伝子はあまり問題にならなかったのかな。
琉球という言葉を使っています。