さて、問題はこれからのことで。
モデルというか、先輩、目標になるいい先輩が、見あたらないんです。
もちろん、はるかに偉大な人たちはいるのだし、
それはもう、目標なんていうより、届きもしない憧れで、
土台、人生の経過自体が違うのですから、何ともどうしようもない。
尊敬もし憧れもする人間というのは、そんな人たちですね。
それで、自分の人生の途中経過と似ている人を考える。
まあ、多少は自分に甘く考えてもいいこととして、
自分の人生の途中経過と似ているような人たちが、
どんな人生を送っているのか見てみると、
これはもうとても私としては受け入れ難い人生なんですね。
だから、自分で全く新しい道を開拓するしかない、そんな風に思います。
だって、ことごとく、ばかばかしい人生ですよ。
話をしていても、つまらないわけだし、迫力もなく、深みもなく、
こうして書くとして、お世辞の言いようもない、
そのくらいつまらないわけです。
私は意地悪なので、年賀状は隔年になっています。
すると相手は結局毎年書くみたいです。
書くと言っても印刷するということですが。
隔年に面倒くさいと思うから、結果としてそうなっているんです。
どうせ死ぬんだなあと思うと、好き勝手にした方がいいな、
妥協する必要も全くないな。
生き残った人たちはどんどん、ますます、だらしない人たちばかり何だもの。
いい人は先に死ぬ、
死なないためにもだらしなくしていた方が安全だ。