反抗する子供のために強い父が必要なのだ

国家とは巨大な檻だ

巨大すぎるので檻が見えない
不可視の檻が厳然と存在する
投票する権利があるとはいっても
投票したい人も党もないのだ
それより何より
多数決で負けたら従わなければならない部分が
私には納得できない
普通の考えではないがたとえば
大きな意見の対立が3つくらいあるとして
その他の無政府主義者の地域を加えて
日本を四つに分割して
それぞれの好みの地域に住むようにすればどうだろう
たとえば
民主地域
自民地域
共産地域
無政府地域
の四つに分割する
自分の好きな場所に住む
好きな場所にならば税金も払いたくなる
長年を経過すれば
地域差がはっきりと現れる
ちょうど朝鮮半島のような具合になる
また台湾と香港と北京と上海のような具合になる
多数決で勝ったからといって不服な人たちを従わせるのは文明的ではない
不服な人たちは自分の納得できる政治や制度のある地域に移動すればいい
そう考えると
国籍で縛られ言葉で縛られている現在の国家制度は
まことに理不尽な制度だと思う
東京の人と佐賀の人が同じ税率とは信じられない
佐賀の芸人は佐賀の税率でいいと思う
四分割でいつまでも続けるのもよくないので
20年くらいたったら
みんなで集まって分割案を決定すればいい
それぞれに投票してもらって
それを統計分析して群に分ければいいだけだから
特に問題はない
私有財産にこだわる人はそれでいいし
社会保障がほしい人はそれでいい
それぞれに住めばいいのだ
福祉と負担の高低をクロスさせて四地域を作ってもいい
高福祉高負担・・・北欧型
高福祉低負担・・・無理だが産油国・ドバイ。海底を掘って油田が出たら可能。
低福祉高負担・・・いまの日本。しかし、税金を取って年金を集めて赤字国債を刷ってそれでも貧しい人がいるのはなぜ?お金は腐らないからいつかは充満するはずなのに。
低福祉低負担・・・アメリカ。ボーナスが100億円とか。
簡単に予想すれば
経営の才能のある人は自民地域に住みたいだろう
しかし安く働いてくれる人がいないので困る
サラリーマンは民主地域に住みたい
しかし仕事がないので困る
無産者は共産地域に住みたいが
分配できる生産手段がないので困る
自由を求め自己防衛する人たちは
無政府主義地域に集まるだろうが
セコムばかりが儲かり裁判官ばかり忙しいので困る
このように考えてみれば
お互いのためにお互いが必要であることが分かる
奴隷でいたい人のために支配者が必要なのだ
反抗する子供のために強い父が必要なのだ