農業政策論争

2009年8月30日投票の日本国衆議院総選挙に於いて

農業政策が論点になっている
所得補償が果たして健全且つ強力な農業の育成に繋がるものか
或いは単にばらまき政策そのもので
農村に土地を持つ老年者に金をばらまき票を掠め取る作戦なのか議論がある
分析に依れば、日本国選挙は土地によって区割りされていて、
その事が無駄な所得補償論議と結合している
農家の所得補償は農業の未来を寧ろ危機に曝すものであり
補助金を頼りに弱い農業を続けたい人と票が欲しい人が結託したものである
保護して弱いままで置けば票田となる
大農家が育ってしまうと農協を通じた票田は失われる
少子高齢化が進行し農村では老年者割合が益々増加している
若年者は都会で暮らす
其の場合、農村地方での得票を増やすには農業協同組合と話をつけて
農村票を取り込むしかない
それもこれも取り敢えず政権交代しようとの目標から結実した結論である