女性への参政権の拡大が、政府を大きくしてきたという論文がある。
男性は女性に比べ、その存在自体からして、all or nothing のリスク戦略をとりがちで、
政府による再分配を比較的に支持しない。
対して女性の多くは、むしろリスク回避のために大きな政府を要請する。
たったそれだけの理由である。
日本では男性は女性化傾向が著しいので、穏健で、リスク回避が行動原理となっている。
投票で決めれば、必然的に大きな政府である。
テレビインタビューで圧倒的に多いのは「困っているから、国に何とかして欲しい」との言葉でまとめるもの。
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私たちは多数決で何を決めているんでしょう。
多数決で財産分配も決めた社会がユートピアではなかったわけで、んー、言葉にするのは難しい。