躁状態と自己愛性性格における全能感の違いについて

全能感は

躁状態でもみられるし自己愛性性格でも見られる
躁状態の人は
やたらに騒がしくて迷惑だけれど分かりやすいし
なんとなく普通の人の欲望拡大版のような感じで共感も難しくない
薬を使っているときちんと普通サイズに戻る
自己愛性性格の人は
何だか全く理由のないうぬぼれを持ち続けていて
それは自分が子どもの頃の全能感の拡大のような気がする
薬を使ってどうなるというものでもない
明確な定義ではないが
躁状態の人のほうがなんとなく少し大人であるような気がする
子どもにうぬぼれた口で何か言われると失笑する
あの子は生意気だね、一人前の口をきくから驚いたよ、という具合
その感覚が自己愛性性格の場合にあるような気がする
厳密に言うと
感情の障害と精神発達の障害という別の次元の問題なので
比較が正しくないと思うけれど
しかし両者とも何だか自信満々で理解不能なのだが
躁状態は充分に大人の場合があり 世間を知ったあとの大人
自己愛性性格の場合は充分に子どもの場合がある 世間を知る前の子ども
俺はイチローの知り合いだという人と
俺はイチローよりも打てるぞという人との違い
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どうでもいい?
どっちも困る?
ごもっともで