大晦日 鄙の家にも ふたあかり

大晦日 鄙の家にも ふたあかり

鄙の家は 自分の家のこと
鄙びた家を理想として住んでいるのでこのように呼ぶ

ふたあかり は灯りが二つ灯っているということ

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こんな情景はずっと昔のことで
いまは暮れても明けても
明かりは一つだけである

そしてそれでいいと思っている
心が通じないなら
むしろ独りがふさわしい