病院とコンピュータ

ある病院での報告
当院は2008年4月からDPC導入病院となり、入院患者数増加、救命救急センターなどからの対応を強化するとともに、持参薬を有効に活用する必要が生じました。従来から実施していた持参薬管理業務の重要性が、一層増したわけです。
 そこで、医薬品情報一元管理システムの導入が不可欠となりました。患者様の医療費負担の軽減、DPC導入に伴う病院経営の改善とあわせて、持参薬管理業務の安全性向上を目指して、薬局の業務改革に取り組みました。
 まず、院内システムでの持参薬共有フォルダ化によって、各病棟で行っていた持参薬検索を薬局で実施し、持参薬報告書を指示簿としてカルテに保管して運用するなど、業務形態を変更しました。そのベースとして、日本ユースウェアシステムの医薬品情報一元管理システム「JUS D.I.」を導入し、院内用の持参薬指示票をVisualBasic(マイクロソフト製)で変換するシステムを09年5月に構築し、試験運用を開始しました。
 具体的には、JUS D.I.で作成した持参薬管理票を院内用の持参薬指示票に変換するシステムとして、JUS D.I.で出力した持参薬データをExcel形式で保存し、そのデータをVisualBasicでファイルを変換し、当院独自のマニュアルに従って持参薬指示表を作成して各病棟の共有フォルダに移管・保存する形で実現しました。
 この共有フォルダを実装することによって、病棟ごとに異なっていた持参薬報告書が院内で統一されました。あわせて、医師が指示簿への持参薬情報を転記する必要がなくなり、従来、看護師が手書きで作っていた「持参薬控え」を持参薬指示表の作成と同時に作成することが実現できました。
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金さえかければできるはずの全く無駄な世界一のコンピュータを作りたいと大声を上げる老人もいて
一方で、病院では、このような全く無駄なコンピュータの使い方をしてみせて
コンピュータを使うこと自体で素人を納得させるような風潮なのだろうか
こんな記事を書く記者も無駄だろう
ニュースで専門家の意見を聞くときに
教授先生などが教授室でパソコンを打って見せたりする
そのあとでインタビューに10秒くらい答えている
なんの意味もないと思うのだが
これは一連の「コンピュータの別な使い方」なのだろう
世界一のスーパーコンピュータから
世界一の情報流出が起こらなければよいと思う
技術のインパクトからいったら
世界一のスーパーコンピュータより
小さなコンピュータをつないだインターネットの方が強いインパクトだったし
世間を変えたといえばWinnyのほうがよほど大きく生活を変えたかもしれない
技術の幅というものは実に広いものだと思う
無駄な技術がたくさんあって
その中からやっと一つか二つ役に立つものが残るのだろう
無駄が必要だと老子もいっている
人間の頭が人間の頭である限り
老子の予言の通りである