解語の花

解語の花
かいごのはな。解語之花、花解語。

楊貴妃と玄宗皇帝が池を散歩して、立ち止まり、蓮の花を眺めている。
楊貴妃が「なんて美しい花」と言うと、
玄宗皇帝は「確かに美しい。しかしお前は言葉を解する花だ。どの花もお前には及ばない」と言った。
これにより美人を解語の花と言う。

しかしながら解語だから厄介なのであって、
いっそのこと、不解語の花 ふけごのはな ならば さぞ美しかろうとも思う。