子どもは親に愛されて、自己愛にくるまれて暮らしています。
生活範囲が広がると、自分が一番だといってくれていたのは親馬鹿だからで、
世間というものはそうではないのだと気がつきます。
そして社会化が始まります。
これが小学校からの学童、思春期になるわけですが、
ここで、母親の愛情にくるまれた状態から、
ネットにくるまれた状態に移行してしまうと、自己愛の健全な発達が止まってしまいます。
それが俺様型自己愛人間です。
人を容易に信用しない子供達が、ネットやテレビの情報はすんなり信用してしまう。
それはとても不思議でしょう。
それはネットやテレビの情報は自己愛を肯定してくれるからなんです。
基本的にネットもテレビも最終的にスイッチを切る権利は子ども側にあります
その上で、ネットやテレビは子どもを惹きつけようとします
それはひたすら甘い言葉でもいいし、きつそうに見えて実は魔術的な甘い言葉でもいいわけです、
これまではダメだった、このままではこれからもダメだ、でも、素晴らしい方法がある、君だけに教えよう
みたいな感じだと自己愛はすごく満足できるわけです
特別感がうれしいのだと思います