科学

我々が科学と呼んでいるものは

たとえばロケットを飛ばして正確に軌道に乗せるとか
大砲を打って3キロくらい先の建物を破壊するための軌道計算をするとか
そんなことをイメージするとして
推論の各プロセスが完全に正しいかどうかは実はよく分からなくて
途中で二回間違えて結果としてぴったりあっていたとか
X*3とX+3で間違えていたのだけれどXが3だったから
結果は6で同じだったとか
いろいろあるわけだ
でも最終的には目的を達成すればまずまずいいわけで
痛いのが治ればいいし
寒いのが暖かくなれば用は足りる
その点でよく分からないのは文科系の営みで
最終的な結論のつじつま合わせさえ要求されていないようで驚く
もちろん、途中経過はでたらめである
で、なんの役にも立たない
それでも何かしているのが驚きである