子供が積み木や砂山やトンネルを作るような無邪気さで、
気の向くまま、思うさま、縦横無尽に企画を作り、構想をまとめ上げて、
あちこちのキーパーソンを説得し、
根回しをしまくって組織の意思決定メカニズムを操作し、
利害関係を調整し、プロジェクトを推進し、それを世の中で実現していくこと。
それらを、気の合う仲間たちと力を合わせてやる楽しさ。
仲間たちと一喜一憂し、喜びと悲しみと怒りと高揚を分かち合うこと。
自分が子供の時、砂場で仲間たちと無心に遊んでいるとき、
何が楽しかったのかを思い出せば、
人生を楽しくするために必要なことが見えてくるはずだ。
自分が仲間たちに、自分のやりたい遊びや遊び方を提案し、
それが受け入れられたとき楽しかったでしょう?
自分の納得のいくルールで遊べるのが気持ちよかったでしょう?
自分の思い通りの形に仕上げていくのが楽しかったでしょう?
仲間たちに、自分のアイデアが認められ、尊敬されるのは、気分が良かったでしょう?
みんなに、楽しいヤツだと思われて、たくさんの友達が集まってくるのが幸せだったでしょう?
仲間たちと、力を合わせて作り上げたものが誇らしかったでしょう?
人生を楽しむのに第一に必要なのは、
自分の思いを企画や構想へと練り上げていく力です。
人々の気持ちを動かすことの出来る、プレゼン能力です。
組織に働きかけ、組織の意思決定メカニズムを操作する、政治力です。
自分が思いついた遊びに乗ってくれる、仲間たちです。
ーーーーー
というような意見があって、本当にそうだなあと思う。
そのように考えられること自体がうらやましい。
世の中にはそんなことには関係なく
ただただ無意味に喜びなく
働いて生きている人のなんと多いことか。