もう随分昔になくなった祖父の蔵書の中には
変な本も多い
昔は漢文でそのあたりのことを書いていたようで
読むのも難しいし
肝心なあたりは当て字をしてあることも多くて
読解できないことも多い
そこはやはりおじいちゃんで
読んだあたりには何となく癖がついているので
注意して読んでみたりする
江戸時代の女性たち
特に田舎からお屋敷に勤めに出たような女性たちは
男性に選ばれるまで時間がある程度かかり
その間に相部屋になった先輩の女性に教育されてしまうのだという
流行したのはべっ甲づくりで中が空洞なタイプで
そこに温水とか火鉢の灰を入れて人肌に温める
それを足の踵(かかと)にくくりつけてさらに足と首を結んだり足と手を結んだりして
仕組みを作っていたらしい
かかととはなんとも旺盛で凄まじい話で
そんな日本女性だからこそ平均で80歳を超えて
生きるのだろうと思う