大抵の薬には
眠気の副作用が記載されている
プラセボでもやはり眠くなる
眠気をいま便宜的に
睡眠と覚醒の特殊系の抑制と
脳活動全般系の抑制とに分けて考えると
たいていの薬は特殊系に作用するものではない
プラセボも含めて全般系の抑制になるらしい
全般系の抑制は
心理療法でいう退行操作と重なる部分があるのだと思う
アルコールをみんなで飲んで騒いで
何かを発散できるのも部分的な退行が関係していると思う
そう考えると眠気を副作用と考えて嫌うべきかどうかは
考え直した方がいいかもしれない