「信頼できる仲間がいれば、乗り越えられない問題はない」
ということは
乗り越えられない現実がある以上
信頼できる仲間がいないことになる
信頼できる仲間がいても
乗り越えられないこともある
のだが
まあ、そう言いたくはないのだろう
医療では人間は必ず死ぬのだし
そのたびにおおむねは悲しくて泣くのだから
乗り越えられない問題は常にある
しかしそんなことを言っているのではない
ーー
信頼できる仲間がいると感じるためには
まず他人を積極的に・無条件に信頼する態度が必要だろうと思う
そしてその態度を逆手にとる人間がいることも事実で
へこむし損をするのだけれど
それでもなお信頼を続けることが
長期的に見れば困難を解決していくことになる
「乗り越えられない問題もあるし」「裏切られることもある」「それでもなお信頼しよう」ということになる
かなり困難な態度であるが
長生きをすれば報いられると思う
早く死ねば損だけが残る可能性もある