橋下府知事の一件で弁護士に対しては、懲戒請求するほかに方法がない場合もあることが分かった。
そしてそれが有効であることも分かった。
苦しめられている人がたくさんいることは分かっているので、
方法を拾い出すと次のようだ。
1.
弁護士は各地域の弁護士会に所属している。東京は数が多いから、東京弁護士会、東京第一弁護士会、東京第二弁護士会となる。それぞれで親睦会があったり、ゴルフをしたりしているので、自然と仲良くなる様子ではある。
まずあなたが苦しめられている弁護士がどの弁護士会の所属か、突き止める。各弁護士会のホームページにいって、「ひまわり」とかで検索をすると出てくる。
弁護士会の名簿はここ
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/law2benkai.html
また日弁連の会員情報はここ
http://www.nichibenren.or.jp/bar_search/index.cgi
ここで検索しても調べられる。
名字だけでも何人かのうちの一人だと分かる。
登録番号を見ると、だいたいいつ頃登録した人なのかも分かる。
2.
弁護士職務基本規定というものがある。
文章を書くときにはこれに違反していると訴えることになるので参考になる。
http://www.asahi-net.or.jp/~zi3h-kwrz/benshoku.html
弁護士法はここ
http://www.ron.gr.jp/law/law/bengoshi.htm
中の第八章が懲戒
(除斥期間)
第六十三条 懲戒の事由があつたときから三年を経過したときは、懲戒の手続を開始することができない。
とあるので注意。
3.
懲戒請求には書式があって、各弁護士会のホームページに乗っているのであるが探しにくい。懲戒委員会があって、担当している。弁護士会の名前と「懲戒請求」「懲戒委員会」などで検索するとそれなりのものが出てくる。
見つけられないときは電話。直接出向いて手に入れれば確実。
見本としてたとえばハウスメースカー側の弁護士に対して懲戒請求をした書面は
http://www5a.biglobe.ne.jp/~bee_gal/kekkan/contents/toben_seikyuu_1.html
話題になった光市の事件での懲戒請求なら下記
http://sugiurakenji.ld.infoseek.co.jp/ChokaiSeikyu/index.html
たとえば東京弁護士会の書式はこんな感じが見本になる
http://sugiurakenji.ld.infoseek.co.jp/ChokaiSeikyu/choukai_03a.pdf
この書式だけを残すとこんな感じ
http://sugiurakenji.ld.infoseek.co.jp/ChokaiSeikyu/choukai_03a_blank.pdf
懲戒請求できる場合
①弁護士法や所属弁護士会・日弁連の会則に違反する行為があった場合
②所属弁護士会の秩序・信用を害する行為があった場合
③その他職務の内外を問わず「品位を失うべき非行」があった場合
この内のどれかに当てはまり、かつ
Ⅰ 懲戒請求の理由となる事実
Ⅱ その法律上の根拠
が示されていれば分かりやすいらしい。
弁護記録をひっくり返してみると、いろいろなことを相手は言っているので、
それを証拠に提出すればいいはず。
懲戒請求をまず綱紀委員会で調査して、懲戒委員会の審査に回すかどうか決める。