脳の機能をまとめて言うと
予測、予測と現実の照合、予測機能訂正の三段階の繰り返しである
医者の場合は
カウンセリングはもちろんであるが
その患者さんの場合にどの薬剤がどのように効くかを予測する
実際に使ってみて照合する
予測が間違っていたら訂正する
それを繰り返すことで
予測機能を高める
カウンセラーの場合は
薬剤が使えるわけではないので事情が違う
またカウンセリング自体は
時間プロセスで非常に複雑なので
予測・照合・訂正の三過程が分かりやすいわけではない
カウンセラーの場合には
心理検査が照合・訂正に役立つ
カウンセリングの中で徐々に情報が蓄積されて行って
その患者さんについての予測が形成される
その予測と実際の心理検査がどの程度一致するかを
チェックすれば、予測・照合・訂正の三過程を実現できる
心理的にはその他に多面的に役に立つものであるが
そのような意味もあると思う