薄いものではあるが、日々、隣人愛の実践である。
おおげさではなく、私にできることならば、してあげる。
私が疲れているときは、勘弁してもらう。
それが神が私を愛してくれていることにつながっているとも思えるが、
もうそんなことも強くは思わない。
ただ目の前にいる苦しんでいる人に何をしてあげられるか、
それだけだ。
そんなことで世の中の苦しみの総量は少なくはならない。
大海の一滴である。
しかし、確かに私はその時間にその人と出会い、
その人の人生に触れている。
人として生まれて、これほど興味深く意味深いものもない。
同時代に生まれ合わせて、相談をするなんて。
すばらしいことだ。
できることしかできないが、
できることならするつもりだ。