動物行動学のローレンツ先生の観察なども次第に修正されているようであるが
攻撃性についてはやはり集団の順位制と関係があるのだろうと思う
サルが木の実を石で砕いて食べている
同じことを他のサルにすれば殺害できるが
そんなことは余りしない
カラスは知能がすごく高いので
殺し合いなどしそうなものだが
カラスの大量虐殺など余り聞いたことがない
無用と思える攻撃性がなくならないのはやはり
攻撃性のおかげで自分や家族が有利になる場面があるからなのだろう
悲しいことだ
攻撃性は要するに他人のものを奪うときに有効なのだろうと思う
分配を有利にするのだろう
全体の生産をあげるには役に立たないような気がする
むしろ協調性とか助け合いが役立つように思う
ーー
無用に攻撃的な人というものは存在するし
そのおかげで傷つけられてしばらく悩む人もいる
どうしたらいいものか難しい
煎じ詰めれば
言わなくていい言葉を言っている人なんだが
何故そのような、言わない方がいい言葉を言ってしまうのか、本人も周囲も分からない
分からないながらも遺伝的に絶滅しないのは有利な側面があるからなのだろう
あるいは形を変えて攻撃性が発揮されれば有利な側面があるからなのだろう
形を変えて有効だというのはどんな場面か例示しにくいもののありそうな気はする
攻撃性の遺伝子がやはり有効だから保持されているのだろう
いやだねえ、世の中は