自殺予防と地域のつながり

一人で悩まなくてもいいんだ

会社のために働く人は評価するけど、会社で働く人のために働く人は評価しない。

生きる力(=sense of coherence)の高い人

地域のつながりこそが最大の自殺予防

つながりが実感できると、一人で悩まなくてもいいんだと安心できる

自殺する人のほとんどは、人間関係や過重労働、経済的問題、将来への不安、健康問題など、いくつかの要因が複合的に重なり合って自ら命を絶つ。

 何か困ったことがあったら、あの人のところに相談を持ちかけよう。借金のことならAさん、健康のことならBさん、夫婦問題のことならCさん、といった具合に顔の見えるつながりが、「一人で悩まなくても大丈夫」という安心感を生む。

 相談を受けた人も、自分一人で解決しようとはしない。つながりを生かして、「経済問題ならあの人」「仕事の問題ならあの人」というように、人と人とのつながりを広げながら地域ぐるみで対処する体制を形成していく。

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地域の力というものは確かに重要だ
しかし一方でそうした地域の網の目から漏れてしまう人が必ず存在するだろうことも予定していなければならない
居酒屋方式とか
コーヒーラウンジ形式で
話しやすい場所を作っても
そこにアプローチできず行き着けない人、その場所を発見できない人が、必ず発生する。
そしてそのような場所で自殺は発生しやすいだろう