飲酒運転など度々トラブルを起こし、現在保護観察下の米女優リンジー・ローハン(Lindsay Lohan)さんが前週、薬物検査でコカインの陽性反応が出たと、米誌ピープル(People)と芸能サイト「TMZ.com」が伝えた。保護観察の条件違反で再び収監される可能性が出ている。
ローハンさんは7月に、飲酒運転に伴う保護観察条件違反で90日の禁固刑と90日のリハビリ施設入院を言い渡されたばかり。ローハンさんは刑務所の混雑などを理由に刑期13日間で釈放され、リハビリ施設も3週間で退院し、8月には保護観察条件下で釈放されていた。
ローハンさん側からの直接のコメントは得られなかったが、米誌USマガジン(US Magazine)によると、ローハンさんは取材に「わたしは大丈夫」「あいつらは頭がおかしいのよ」と語ったという。
また米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は、裁判所命令による薬物検査でローハンさんに陽性反応が出たことについて、当局が確認しているところだと伝えた。
ローハンさんは前月釈放されたが、2か月の保護観察下に置かれている最中で、薬物の陽性反応が出た場合は30日間収監されることになる。
ハリウッドの夜の女王として知られ、パパラッチたちの格好の標的となったローハンさんは、ディズニー(Disney)の子役スターとして人気を博し、一時は同世代で最も将来を有望視された女優だった。(c)AFP