テレビでねつ造情報の例
あるテレビ番組の出演依頼を受けた人気サイト管理人は、事実とは全く異なるでっち上げの台本で紹介され、
その内容が全国放送されてしまうことに心を痛めています。
「数千万アクセスという巨大サイトをはじめ複数サイトを運営している管理人」
というお話でしたので番組出演をお受けしました。
ですが本番で初めて見せられたVTRには
「アフィリエイトビジネスで稼ぎまくり豪邸を建てた主婦」という内容になっていました。
これは全くのウソ、でっち上げであり本番まで全くこのことを知らされなかったので
愕然としました。
「アフィリエイトは簡単にできるものではなく、儲かるものでもない」 と、
自身のサイトで常に主張されています。
また、彼女がアフィリエイトで得た収益は、ボランティアに寄付しているとのこと。
これを事前にスタッフの方にお伝えしていたにもかかわらず、テレビ局側は彼女の自宅でロケ撮影をし、
「アフィリエイトでこんな家を建てました」 と紹介。
撮影時の服装についても、「普通の主婦のような格好で来てほしい」 と指示したそうです。
「途中で『こんなのデタラメだ!』と叫んで逃げ出せば良かった」と後悔して
何度もぐるぐる考え続けたのですが、100人以上の観客、何十人ものスタッフが
取り囲んでおり、「本番!」という声と緊迫した雰囲気に呑まれ、とてもそんなことが
できるような状態ではありませんでした。
本番収録後に電話やメールで何度も抗議をし、一部修正していただくことになったようですが、
「これまでの経緯から言っても信用できない思いがある」と語る。
そんな思いから、放送前に自分の言葉で事態を説明するため、記事を書くことを決意。
ゴールデンタイムではないバラエティ番組、そして5分足らずの出演と
言っても、視聴率たった1%でも関東地区だけで数十万人が見ると言われます。
この記事を事前に書いておかなければ、「ネットは儲かる」と勘違いする方が
増えたり、私自身アフィリエイト反論者なのにいわれのない誹謗中傷を受ける可能性が高いです。
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マスコミさんも一人一人はサラリーマンですから、
やはり要求されたものを器用にこなしたいわけで、こんな感じになります。
インタビューされて、それを記事にされた人は、たいてい不信感を持ち、
マスコミはこんなものかと酒を飲んで暴れたりします。
ネットがこのような捏造に対するカウンター役になればいいのですが、
影響力の点ではまだ遠いようです。