鯨を捕って100人で分ける

農耕牧畜の基本はみんながきちんと自分の分を耕作牧畜して収穫に至る

それぞれが働いた分に応じて収穫を手にする
働かなければ収穫はないが働けば収穫はある
農地はあった
ーー
それは昔の話で最近はこつこつと農業にあたる何かの仕事をしようにも仕事がないという
そこで構造は鯨捕獲型になる
捕鯨はさんざん非難されていてたとえとしても適切ではないとも思うが鯨が一番大きいので使う
(ほげい という音もなかなかすごい)
1人の有能な人が鯨を捕獲する
それを100人で分ける
99人は何もしなくていい
遊んでいればい
二宮尊徳はそんなの許せないと言うだろうか
まあいいじゃないかと言うだろうか
倫理的に許せないなんて言う倫理的な人はもう世界には少ないだろう
政府がなんとかして欲しいという言い方は
結局鯨の分け前を私も欲しいと言うことなので
そのことをあからさまにするだけでいいと思う
ーー
国家が分配機能の主役を果たすのは果たして正しいのか疑問がある
ーー
国家が中間に介在するよりも、
直接に、たとえばビル・ゲイツが庶民に手渡したら
もらう方は感謝するので゜はないかとの議論があるのだが
ビル・ゲイツは多分感謝なんか要らないから
自由な時間が欲しいと言うだろう
税金として支払ったほうが簡単でいいし
中には立ち話のついでに
なぜビル・ゲイツはそんなに儲かったのかと言い出す人もいるだろう
そんな面倒くさいことよりも
無言で全員の生活の面倒を見たほうがずっといい
ーー
中には
ビル・ゲイツはなぜみんなにお金をわけなければならないかを
議論する専門家も現れる
そんなことよりまともに働いたほうがいいだろうが