個人や組織の間違った思い込みを訂正するための
公正中立な機関を作る
なんていうのはいかにも役人の発想で
またまた役人関係のポストが増えて税金を使うだけだと思う
たとえば
新しい薬が効くか効かないか
新しく健康保険薬に登録してお金を払う価値があるかどうか
そんな問題があって
誰が決めるのかというと
大雑把には使用経験を増やしてマーケットに決めてもらうという方法と
「国がきちんと」決める方法があり
日本では後者だ
すると
ある薬剤を承認するかどうかの局面で
その薬はもうアメリカで10年も使っているような薬だから
データも充分にあるし問題ないと分かっていても
先行するライバル会社は承認させまいとする
臨床治験もうまく行かずまずいデータが流れてしまう
そんな中でプライベートジェットがアメリカから羽田に着陸する
東京の高速道路が全部特別閉鎖になる
羽田から某所に車が走り
取り決めを交わし
車は完全フリーウェイになっている東京の高速を通って羽田に帰り
羽田からアメリカに帰る
そして薬の承認は決定し健康保険のお金がどんどん投入される
高速をプライベートロードにしてしまうくらいだから
たいしたものだけれど
これで国がきちんと決めているなんて
そんな話はないだろうと思うのだ
公正中立なんて画餅だ
ーー
同じ話は
整形外科と柔道整復の関係でも言える
公正中立な機関など
寝技でイチコロなのだ