ホワイトカラー、ブルーカラーに対比させて、
グリーンカラーという言葉がある。
単なる言葉の綾、レトリックでしかないけれど、
新しい響きではある。
環境・エネルギー関係の未来型産業について、
政府主導で誘導すればいいというのだが、どうだろうか。
現状で石油100円のところ、太陽エネルギー1万円として、
政府が補助を9900円出せば釣り合うことになる。
9950円の補助が出るなら新エネルギーを選択することになる。
しかしこのタイプの誘導は行政単位にとどまる。
政策転換があると無駄になる。
国際競争力を維持できるかといわれると難しい。
規制も補助もグローバルな場合に意味がある。
本質的には新技術に投資して太陽エネルギーが100円で手に入るところまで技術開発を続ければ
あとは問題ない。
補助で下駄を履かせているわけではないので本質的な変革である。
それができるのか、怪しい。
それができなければ、人類の未来はないといわれるけれど、それも、怪しい。
軍事はグレイカラーと言ってもいいのかもしれない。
結局それが経済を調整するには役立つらしい。