生物の形態や機能が環境に適応するものであることは
進化の仕組みでよくわかる
しかし外側の環境に関係の無い内部の問題というものもある
男女での外性器の形態発達はどちらが先に進みすぎても具合が悪い
内部問題である
母子で乳首と唇の形態と機能もどちらが先に進みすぎても具合が悪いし
片方だけだと意味がない
これも内部問題である
現在も進化の途中であるはずで
そのことも感慨深い
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母子の乳首と唇の問題は
思春期になると唇が身体接触の一つの中心になるので
それも興味深い
唇と乳首の交流が流用されて
唇と乳首、唇同士、唇とその他というように応用される
ワニには唇がないので
唇で愛しあおうとすると
血まみれになる
そうじゃなくて、乳首がなくて唇がないから、乳首とか唇で愛しあうことがない
粘膜をこのように使用する生物も珍しい
しかも女性は唇を飾るのでそのことも著しい特色である
赤ん坊は乳首がそういうものだと知っていたら
すこしためらうかもしれない
幸い赤ん坊は知らない
ホルモンではオキシトシンが有名である
薬剤ではスルピリドが特殊な効果を発揮する