胸騒ぎの腰つき まして男はただの筋肉

胸騒ぎの腰つき

というフレーズがあり
これは対象について客観的な何かの情報を伝えることなく
その対象に接した時の主観の状態を記述している
ーー
君にとっての「胸騒ぎの腰つき」を思い浮かべよ
といえば
それぞれの引き出しから
胸騒ぎの腰つきを出してくるはずで
それなら空振りしようがない
全員が胸騒ぎを感じるはず
ところが難点は
「胸騒ぎの腰つき」が引き出しになかった!
という場合だ
なにそれ、ワカンネ
と言われておしまい
ーーー
共通の体験に依存する言語行為は限界に来ていると思う
ゲームならそれがない
アニメという世界共通言語を発明した後は
言語はさして重要ではない世界が成立している
ーーー
女性の脳は男性の脳よりもはるかに網の目が細かいはずなのだけれど
最近はどうかと思う
まして男はただの筋肉
おばさん顔をしておばさんめいた言葉を語る男性を見ると
脳の中身は女性なんだなと思う
高度な文明は女性脳を育てる