システマティックな薬剤名

最近は薬剤名が爆発的に増えて非常に困る

自分が処方するに際してはほぼ問題ないが
説明を受けてそれを自分で調べたりすると
いろんな誤解が出てくる
話を聞くとどうも、カタカナでよく似ているあの薬と混同しているのではないかなど
ジェネリック薬も増えてややこしい
最後の会社名まで指定しないといけないのだが
今在庫がないのでとりあえず他の会社でもいいですか
などというらしい
在庫を用意するのが仕事だろう
漢方薬は番号で呼んでも通じることもある
個人的には極端なことを考えていて
たとえばア行は循環器
アは降圧剤
イは昇圧剤
カ行は呼吸器
カは喘息の薬
などなど割り当てておけば
初心者とか素人さんもアで始まっているから高血圧を治す薬だな
などと見当がつく
あるいはツムラ1で葛根湯と通じるのだから
ファイザー1、とかエーザイ23とかでいい
そんなことをこれまで言っていて
いま考えたら
そうではなくて効果効能を言って、その後に番号をつけたらいい
プロトンポンプインヒビター1号、2号、3号
とか
睡眠導入剤1号、2号でいい
どうせ記号なんだから
このシステムだとどんな効果効能でどれだけの歴史があるか推定できる
この時代に抗不安薬2号とは!
せめて抗不安薬100号以降のものが欲しいとか
この効果効能+番号で言うとデパスなんかすごい長いですよ
ーー
ジェネリック薬も正確に言うなら、間に会社名を入れればいい
睡眠導入剤ファイザー10号0.25と睡眠導入剤エメック10号0.25とは同じだと認識出来る
認識出来るかな
出来そうもないな