「心の不調」若者を支援 厚労省がサイト開設
2010年11月8日 提供:共同通信社
厚生労働省は、心の不調に気付いたときの対処法を紹介する若者向けのウェブサイト「こころもメンテしよう~10代、20代のメンタルサポートサイト」を開設した。
厚労省などによると、自殺の約3割はうつ病などの精神疾患が原因。15~39歳の死因の1位は自殺で、特に20代では死因の5割近くを占めている。
サイトは「不安でたまらない」など精神疾患の症状や対策を分かりやすい言葉で説明。「気分の落ち込みが続いたり、ストレスでつらかったりするときは、無理せず周囲の人や公的な窓口に相談を」と呼び掛けている。家族や教職員向けの、若者との接し方についてのアドバイスもある。
「こころもメンテしよう」で検索できる。