新聞広告で明治の人生相談という本があり、
接吻や握手をした私、処女として立派に結婚できますか?
と質問にある。
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昔は良かったのかもしれない。
最近は親が「うちの娘は新車です。わたしもそうでした。夫はたいそう満足でした」などと
言うのであるが
実際はいろいろな癖を誰かに教え込まれていて
その癖が私は嫌いだったりとかと
いろいろな事情がある。
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それにしても
接吻は握手などと似たような位置づけなのだろうか。
異常な潔癖症の私としては
納得できない。
明治の人たちは歯磨きはどうしていただろうかとか。
それも含めて清らかに思えるのが恋心というものか。
私には無理。
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規制緩和した市場経済の弊害が言われている。
規制緩和したからヘッジとかレバレッジとかが横行し
サブプライムローンも知ってはいたけれどどうしようもなかったとか。
タクシーの規制緩和も弊害があって、なかなか大変らしい。
大幅に規制緩和した恋愛マーケットや性愛マーケットも弊害があり、
恋愛と性愛の価値が暴落している。
しかも国境を越えて供給があるので国内産は売れない。
不況のせいか、上司が部下の性的リソースを無料で使用する事態が
日常的になっていて、これによって、
部下の将来の伴侶は不利な立場に立たされることになる。
妻の上司の性愛の好みなど知りたくもない。
病気をうつされたりもする。
性愛の分野は規制を強化すれば価値が維持できる一例であると思う。
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性愛について開放化された市場では
ハゲタカが大部分を食い尽くして
私などには何も取り分が残っていない
潔癖症なので半年も性愛ができないでいたら
離婚された
たぶん一生性愛市場には参入できないままで
終わると思う
私にとっては厳格な一夫一婦主義が望ましい
いまさら遅いと思うが