強迫性障害の行動療法 飯倉康郎/編著
金剛出版 2005年3月
本書の著者らが所属する肥前精神医療センターと九州大学精神科は、強迫性障害に対する行動療法の臨床研究を行っている数少ない医療機関の一つであり、20数年にわたって強迫性障害患者に対して行動療法をいかに適用していくかについて模索してきた。長年の実践で培ってきたその技術が、ここにまとめられた。本書では、より理解しやすいよう図表を多用し、行動療法の詳細についてきわめて具体的かつ丁寧に解説した。
[目次]
第1章 行動療法概論
第2章 強迫性障害の行動分析と治療の基本
第3章 強迫性障害の外来治療
第4章 強迫性障害の入院治療
第5章 強迫性障害の入院治療の看護
第6章 症例検討
第7章 強迫性障害の行動療法における“動機づけ