謙虚であることを考えると、
神に対して謙虚である人と
人に対して謙虚である人と、
両方に対して謙虚である人と、
あるだろうと思う。
神に対して謙虚で、人間に対して傲慢であるというケースが
一般知識層には多いと思う。
神に対して傲慢で、人に対して謙虚であるというのは、
ある種の質のいい無神論があたるかもしれない。
これはヒューマニズムのひとつの形だろう。
人に対しても神に対しても謙虚であるとき
人は美しい。
人は空虚であるとき
もっとも充実している。