実名と匿名

採録
実名だとその人の言葉は一生の烙印となるし、近しい人に瑕疵が及ぶ危険もあり、慎重な表現で、面白みのない無難な文章になりがちです。逆に匿名だと、言葉が無責任になり、過激になり、下劣になり、読んでいて生理的に嫌悪感をもよおします。結局、両方共読まれなくなるのです。そこで、私は実名と匿名の中間の「一意性を有する匿名」というものを提唱しています。何を隠そう、私のハンドルネームの“19850726131431”というのは、まさにそれです。ちなみに、この“19850726131431”をgoogleで検索すると、私のコメントの履歴がずらっと表示されます。私はこのハンドルネームを使用するようになってから、自由に、それでいて自制の効いた文章が書けるようになりました。興味のある人はこの時刻番号を取得して文章を書いてみてはどうでしょう。 http://timeowner.aa0.netvolante.jp/