睡眠と躁うつの気分

睡眠と躁うつの気分は大いに関係があることが昔から分かっている

原因か結果かについてはよく分かっていない
生活上のショックなことがあって不眠になる例は多い
失恋で眠れない
また嬉しいことがあっても眠れなくなる
何かに合格して嬉しくて眠れない
二つの例とは逆に
何かの都合で断眠すると次の日の朝から少しハイになったりする
たとば当直あけのお医者さん
昔から断眠療法はあり、睡眠を短くする、あるいは徹夜すると、次の日はやや気分が持ち上がる
しかしずっと断眠出来るわけではないのでリバウンドのようにしてたくさん眠り
それとともにうつ気分になることが分かっている
リチウムを飲んで半分だけ寝る方法がある
しかし一人では難しいだろう
ある程度集団の設定があれば実行しやすい
寮とか入院とかそんな環境ならば設定できる
家族がコントロールするのは実際は困難で親子げんかになる
ラピッドサイクラーでは
うつに変化する直前のあたりに過眠傾向が、躁に変化する直前あたりに睡眠短縮が見られることがあり
前触れと見る見解もあるが
過眠そのものがうつを引き起こすのではないかとの見解もある
そうだとすれば
睡眠リズムを整えることが躁うつの波の予防になる
規則正しい睡眠と食事が本人にとって実際の利得があり
そのうえで躁うつの予防にもなっているようならば大変良い設定になる