私は間違っているかも知れないと不安に思うのは病気ではない
自分だけはいつも正しいと素朴に信じるならそれは病気かもしれない、いや、病気だ
他人が間違っていると断定するのは
自分は正しいと断定しているわけで
そこに反証可能性の余地がないならば
あまり上等なものではない
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やたらと威張って怒鳴ってうるさくて周囲の人が恐怖している場合
その人は躁状態のこともあるがうつ状態のこともある
HCL-32やHCL-16では
躁状態は「活動亢進(active-elated)」と「無鉄砲であること/易刺激性(risk-taking/irritable)」
などが主要な特徴と考えられているようで
その点から言うと
その人がどの程度活動が亢進しているかと考えれば、やはり活動は増えていない
むしろ活動は沈滞している
無鉄砲でもない。ただし易刺激性であることは確かでイライラしていてすぐに怒鳴る。しかしそれはうつ状態でも起こることだ。怒鳴っているうつ病の人は少なくない。
うるさいからといって躁状態ではない。うるさいうつ状態もある。
アクティブになるとかリスクに鈍感になるとかそのあたりがマニーの特質らしい。
陽気とか多幸感とかまた自我膨張とか万能感、
そのあたりは伝統的に強調されてきたが今回はあまり強調されていない。
躁状態にもいろいろな状態があって、
精神活動の全方面に渡るレベルアップというものもあるし、
一方では、視野は狭まり、活動は停滞しはかどらず、周囲を威嚇し、しかしうるさいだけはたしかにうるさい、怒鳴るから、そのようなそう状態もあるようで、それはうつ状態と言っても間違いではなくて、躁鬱混合状態といってもいい