探すのをやめたとき、見つかるのもよくある話

井上陽水の歌

探し物は何ですか
探すのをやめたとき、見つかるのもよくある話で
「探すモード」のうちはだめ
「普段モード」に切り替えればいい
それは理由がある
『探すモード』では、自分の普段の行動をすっかり忘れている
探す場所もいつもの場所ではなくなっている
『普段モード』になると、自分の普段の癖の通りに行動するので
そのうち、探し物に行き当たる
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喩え話で
泥の沼の中に落ちたとして、
もがけばもがくだけ沈んでしまう
あきらめて力を抜けば自然に浮いてくる
これは不安から以下に脱却するかの喩え話なのだけれど
泥沼で「もがきモード」になるのは人間として無理のない反応なのである
泥沼で『諦め安心モード』になることは相当難しい
難しいが解決はそれしかない
これを『諦めろ』『そうすれば浮かび上がる』と説明するのは少し間違いがある
『完全脱力して浮かび上がる条件を最大にしろ』と説明すればおそらく正しいし納得してもらえる
それは『諦めればうまくいく』という逆説ではないのだ
『いかにして正しい方向で努力するか』の問題なのだ
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しかしそれが難しい
マインドフルネスとアクセプタンスはなかなか厄介である
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スピーチが苦手
多少話の流れが悪くても
多少言葉がつっかえても
内容が伝わればいいじゃないですかと
よく言われる
昔でいう目的本意である
スピーチが部長という役職にふさわしい堂々たるものでないとしても
それでいいじゃないですか
ともよく言われる
しかし本人は嫌なのだ
部長という役職にふさわしい堂々としてもので内容も感動的で言葉も爽やかであるいは重々しくありたいのだ
まあ、それはそれで仕方がないことである
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「気にするな」は回避の路線なので採用しない
あくまでも回避ではなく『解決』を目指すのである