人が箸を使う様子を見て
大変面白いと思った
手は汚れないわけだし
熱くても火傷しないし
頭がいい
しかしそこにはなにか
間接化の心性というか
直接接触を回避する気持ち
本にカバーがかけてあるのにその上に書店でもらうカバーをかける
何事も予防する
防衛線を大幅に安全に取る
一つの防衛ラインが破られてもまだまだ安全と考えて安心する強迫性のこころ
ーー
箸を使って口に食べ物を運び
紙を使って尻を拭くまたは最近では水で洗う
体の中を通るものに対して間接的にしか接触しない
ーー
とはいうもののノロウィルスなどを観察していると
結局大便から手、口、消化管と伝達されているわけで
清潔文化の防衛ラインも強固なわけではない
しかも他人の大便が源である