銀座松坂屋のとんかつ

銀座松坂屋の7階で
ヒレカツ御前を食べた

ここは歴史が古いらしい事を書いてある
デパートではじめて大衆食堂を開いた
そのとき作った歌が書いてある
おいしく食べれば富士山が見えるなどの歌詞だ

沢山席があって自由に座っていいと言われる

自由に座る

あとで来た人たちが
自由でいいと言っているのに
隣の席に座ったりする

ヒレカツは丸いのが6つ出て来る
包丁で半分に切れている
一口にちょうどいい

ソースの他に
トマトケチャップがついてくる
試しに食べてみたら
なかなかおいしい

ヒレカツ自体は塩味もついていないくらいのあっさりしたものだ

キャベツは二人分くらいたっぷり出て来るので
おかわりの必要はない

お味噌汁はすこし甘みが強すぎるような気がするけれど
これはこれでいいのかもしれない

ごはんは軟らかめで
これは私にちょうどどいい

別の席では高齢の女性がゆっくりした英語で話をしている
食事が運ばれてきて
Have a good appetite.いただきます。
などと言って食べ始めた。

ゆっくりと区切って言ってもらえれば
私にも分かりやすいと思った

割り箸はいい物を使っている
家でも使おうと思ってお土産に持って帰った

外食はあと一年くらいないと思う
来年まで生きていたいものだ

松坂屋の階段の踊り場にいすが置いてあって
高齢男性ばかり4人がうとうとして座っていた

何か生き甲斐になる仕事なり活動があればいいのにと思った
この年齢層の人たちが消費活動なり生産活動なりするのが
日本の未来だと思う