アメリカはもうだめなのか
と性急な議論があるが
まあ少しは持ち直して
しかし長期的にはアメリカドルは弱い方向に調整が進むだろう
それでかまわない
それは当然として問題はどの程度のスピードなのかということだ
そして途中にどのくらいの上下があるかということで
そんなことは専門家でも分からないのだろう
問題なのはアメリカドルが無価値になっても
困らない人たちが舵取りをしていることではないか
確かにあの人たちは困らないだろう
とりあえず各国に金を出せと割り振ったのだから
やはりまだまだたいした大旦那だ
なんだかんだと言っても最終的には軍事力があるからと
思っているのだが
相対的には中国が追いかけているし
アメリカが振りまくことのできる幻想があとどれだけあるかということだろう
それもなくなれば
アメリカ自体を切り売りしかねない
ITとかレバレッジとかリバタリアンとかあと少しは賞味期限があるかもしれない
自由と民主主義もあと少しは
そのあと幻想を振りまくのは誰なのか
どんな幻想なのか
中国式共産主義が魅力的とはあまり思えない
それよりもイスラムは筋が通っているかもしれない
イスラムはイスラムを切り売りしないと思う
私が生きているうちは大丈夫だろう、
そうだよね、アメリカ。