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ゴヤによる肖像画

ゴヤは気まぐれだいつもいい絵を描くとは限らないでもときどきこんな絵を描くこの時期の肖像画には傑作が多い
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同調性成分

空気が読めないことに関してマスコミであれこれいわれた時期があるが個人的には私はまったく空気が読めない絶望的に読めないのですっかり諦めて独自の道を行くことに決めているむしろ空気に反する気質と言っていいくらいのものだそれが私を冷たい批評家にする...
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恋のうちにも 我れぞ苦しき

生ける世に 恋というものを 相見ねば 恋のうちにも 我れぞ苦しき  せめて生きているうちにあなたと一度恋する私は苦しいよ一首のうちに二度も恋と繰り返し、音も絵も稚拙であるが、言いたいことはよく分かる
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学士会館分館

学士会館分館というのがあって、赤いじゅうたんで、そこのウェイトレスさんに、「蛍の光」の歌詞で「いつしか年も過ぎのとを」っていうのは何ですか?って聞いて、多分、「いつしか年も過ぎ」と「杉の戸を開けてぞ今朝は別れ行く」ということで、昔でいう掛詞...
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Out of place-6

強要するとすればあなたのその輪郭を壊したい破壊したいほど愛しているのだと刻印したいこの調べをこころの奥底に覚えておくようにふと立ち昇るその匂いはわたしの匂いであるように春ごとに夏ごとに見る夢はわたしであるように秋ごとに冬ごとに夕陽の赤に見え...
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Out of place-5

わたしにはいまだに信じられないサドンデスデッドエンド若い頃周りの誰かが死ぬとしてそれは事故であって悲劇だったそれがいまは当たり前のことなのだ順番に割り当たられた運命を受け入れる死刑を待つ待合室だいま呼ばれないとしても次はわたしだ軽い寝息を立...
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Out of place-4

こころの形をわたしはいつくしむいとおしい無形の形写真で形を記録するように何行かの言葉でこころを記録するたいていは公表できない公表できるときわたしはいない鯛と鯛焼きの違いを?急だわね。思い違いよ、あなたの。わたしに恥ずかしい思いさせないで。ち...
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Out of place-3

ねじけているわたしに用はない女たちは静電気を帯びているわたしはもうほとんど何も感じないが女たちを喜ばせたい喜ぶこころを見てみたいお金があるとして美人を喜ばせるのは難しいそうでない人ならば喜んでくれるかもしれないこころの形をわたしはいつくしむ...
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Out of place-2

胡蝶の夢というけれどその夢も忘れた頃に突然思い出される時間のかけらたち生きた時間を意味あるものにしたい切にそう思うどうすればいいのだろう現実の女たちはふけてしまうからもう誰とも会いたくない一瞬をフリーズしてそれでいい女たちは満足しているある...
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Out of place

はるかに時間がたってしまった気がつくのが遅かったあっという間だったなこの世のことどもは新幹線で名古屋まで行く寝るには長い本を読むには短い考えを進めるには老化が進んでいるメモをしようにも固有名詞が出てこない一眠りして気がついたらもうこんなに時...