山月記(中島敦)
その日、車に乗っていてラジオを聞いていた NHK第二では山月記(中島敦)の解説をする高校生向けの講座だった そこで語られていたことは過不足なく真実だった 若者を射ぬく 中島敦の全集をめくると、この人独自の頭の良さが感じら … Read more 山月記(中島敦)
中古レコード屋
中古レコード屋に何度も何度も通ったものだ 古本屋と一緒にずいぶんな時間を過したものだ そして中古レコード屋の天井スピーカーから流れてくる音楽の選曲がまた 大切な情報だった そんなことのすべてに従順に付き合い続けてくれた人 … Read more 中古レコード屋
妄想のいろいろについて
幻覚・妄想症状などと言うが並べていいものではない 薬で妄想が消える場合があるのはなぜか ただ何も考えなくなるだけなのだろうか 一方で薬で消えない妄想がある なぜか 幻覚の中では幻聴と幻視は区別すべきだと思う 幻聴に音の要 … Read more 妄想のいろいろについて
心中がないと語るのだった
心中がないと語るのだった 好きになるって、どういうことですか とやや真っ直ぐすぎる問を発するのである (ストレートだと分かっていても打たれないストレートとはこのことだ) 好きになってはいけないと分かっているのに 損をする … Read more 心中がないと語るのだった
親朋無一字老病有孤舟
登岳陽楼(がくようろうにのぼる) 杜甫(盛唐) 昔聞洞庭水(むかしきく どうていのみず) 今上岳陽楼(いまのぼる がくようろう) 呉楚東南拆(ごそ とうなんにさけ) 乾坤日夜浮(けんこん にちやうかぶ) 親朋無一字( … Read more 親朋無一字老病有孤舟
峨眉山月半輪秋思君不見下渝州
峨眉山月歌(がびさんげつのうた) 李白(盛唐) 峨眉山月半輪秋(がびさんげつ はんりんのあき) 影入平羌江水流(かげは へいきょうこうすいに いってながる) 夜発清溪向三峡(よる せいけいをはっして さんきょうにむかう … Read more 峨眉山月半輪秋思君不見下渝州
万里悲秋常作客百年多病独登台
登高(とうこう) 杜甫(盛唐) 風急天高猿嘯哀(かぜ きゅうに てんたかくして えんしょう かなし) 渚清沙白鳥飛廻(なぎさ きよく すな しろくして とり とびめぐる) 無辺落木蕭蕭下(むへんの らくぼくは しょうし … Read more 万里悲秋常作客百年多病独登台
夜行性として発達させてきた遺伝子
外敵から身を守るために、本来、夜行性であったはず。 事実、現在、地球上にいる哺乳類の多くは夜行性です。 恐竜時代(約2億4800万年前から6500万年前)までは、哺乳類は、恐竜たちに捕獲されないよう、昼間は、洞穴の中 … Read more 夜行性として発達させてきた遺伝子
時計遺伝子
時計遺伝子(とけいいでんし、英 clock gene)は、概日リズム(体内時計)をつかさどる遺伝子群を指す。動物では period (per), Clock (Clk), cryptochrome (cry) などが知ら … Read more 時計遺伝子