未分類

3月10日晴れ花粉飛ぶ

3月10日朝から日射しがあり気温が上がる花粉が多く飛び涙目の人もいるし花にハンカチを当てている人もいる顔がかゆいといって掻きむしっている人もいるこんなとき私を花粉から守ってくれる男性がいないなんてなんてabsurdな世界私の脳のオキシトシン...
未分類

3月3日の雪 繰り返し使えるカイロ

東京は昼に冷たい雨が降り寒いのはいやだとぼやいていたら夜になって雪になった。この頃に雪になるのも東京の気候だからまあ驚かないがそれにしても冷える。通販でカイロでも買おうかと思ったらお湯に入れて温めておけばあとで金具をいじれば発熱するタイプの...
未分類

風吹けば 峰に別るる 白雲の たえてつれなき 君が心か

風吹けば 峰に別るる 白雲の たえてつれなき 君が心か壬生忠岑春の夜の 夢の浮橋 とだえして 峰に別るる 横雲の空藤原定家
未分類

若葉さす ころはいづこの 山見ても 何の木見ても 麗しきかな  橘曙覧

若葉さす ころはいづこの 山見ても 何の木見ても 麗しきかな  橘曙覧老境には若葉がますます麗しい
未分類

波とのみ 一つに聞けど 色みれば 雪と花とに まがひけるかな 紀貫之

波とのみ 一つに聞けど 色みれば 雪と花とに まがひけるかな 紀貫之海に出て波を聴いていると音は一つだけれど波の色を見れば雪のようでもあり桜の花びらのようでもあり櫂(かい)のしずくも花と散るの原型か波のしぶきを桜の花びらに見立てる
未分類

わび人の 涙に似たる 桜かな 風身にしめば まづこぼれつつ 西行

わび人の 涙に似たる 桜かな 風身にしめば まづこぼれつつ 西行前半だけにして俳句とした方が形がいい
未分類

待ち時間のモーツァルト

会場で待ち時間スピーカーからモーツァルトのオペラの一部分が流れている至福演奏会のモーツァルトもいいけれどこうした場面でのオペラの断片は幸せに満ちている周りには古い知人がいるますます美しくなったその人が視界の先で笑っている艶やかだ
未分類

自分を守るために嘘をつく

みんな自分を守るために嘘をつく嘘をつき続けているうちに嘘とも思わなくなる嘘つき同士が他人に絶望するなどと語る弱いから嘘をつくそれは分かるでもある時点で考え直すことが出来たらそれはそれでとても偉いことだよと言ってあげたいあなたの人生が美しいか...
未分類

おもふどち 春の山べに うちむれて そこともいはぬ 旅寝してしが 素性法師

おもふどち 春の山べに うちむれて そこともいはぬ 旅寝してしが 素性法師        親しい仲間同士で、春の山辺に連れ立って遊びに行き、どこというあてもなく気の向くままの旅寝をしたいものだ
未分類

義経の絶望

義経が腰越まで行って頼朝に会うこともなく京に帰される事になり失望する。そのくだり。馬上、ゆらゆら、義経は疑った。腰越このかた、自分はどこか違って来てはいないだろうか。この人間がである。人間の観方、骨肉への考え方、世間というもの、すべてへ、自...