雨霽れて清く照りたる此の月夜又更にして雲なたなびき

家持に、秋歌四首というものがある。 ひさかたの雨間もおかず雲隠り鳴きぞ行くなる早田雁がね     8-1566雲隠り鳴くなる雁の行きて居む秋田の穂立繁くし思ほゆ     8-1567雨隠り心いぶせみ出で見れば春日の山は色 … Read more 雨霽れて清く照りたる此の月夜又更にして雲なたなびき