出逢い

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水なき空に波ぞたちける 紀貫之

さくら花ちりぬる風のなごりには水なき空に波ぞたちける(古今89)紀貫之きわめて理知的な技法によって耽美を極めた一首であり、古今集和歌の美の一極致をなす。ーーーーーあづさゆみ春の山べをこえくれば道もさりあへず花ぞ散りける(古今115)紀貫之春...