恋愛

その人は私より年下で学歴とか家柄とかやはり私にはつりあわないものがあって最初は営業だったわけ意外に長くなってかれこれ一年たって私のほうがちょっと熱くなってどうなのよ、私だっていつまでも待てないのよなんて言ったわけそしたらさ分かってると思って...

春の夜の夢にありつと見えつれば思ひ絶えにし人ぞ待たるる春の夜の夢の中にあの人が出て来て、もうあきらめてしまったのにもしかしたら又逢いに来てくれるかと待ってしまいますーーやはり昔から恋愛は取り替えのきかないものであるらしい取り替えがきかない場...

簡単な区分けはできないけれど新しい異性関係をいつまでも続けたいという人の一部は自分の魅力とか権力とかパワーを確認したいのだと思う人生の楽しいことは恋愛の他にもいろいろあるし恋愛にしても深めて行くにはかなりの時間がかかるものでいつも新しい始ま...

君だけは特別なんだと思い込むことが恋愛である彼にとってわたしは特別なのだわと彼女に思い込ませることが恋愛であるむろん、どちらも妄想である。きみならでいきるかひなしきみならで逢うも愚か君の言葉だけが僕の脳のドパミンを出し君の瞳だけがセロトニン...

後輩が書いたのですがそれを縮めて書き直しました*****いまはもう僕は僕の人生を歩いていこうと自然に思えるけれど昔あなたに相手にされなかったことがある僕はあなたに何度も告白したあなたはいつも「ありがとう」と言った僕はあなたに何度も手紙を書い...

昔私は思っていたものだった　恋愛詩なぞ愚劣なものだとけれどもいまでは恋愛を　ゆめみるほかに能がない 『憔悴』 中原中也

和歌が恋愛の大切なアイテムであった時代、花を歌うことは、花のように咲く女を讃えることであった。女も自分を花として詠んだ。あなた以外の誰にも見せません梅の花の色も香もそのよさを知っているのはあなただけということになるが、大人の社会では、あなた...