多面的に見る
人間は現実の中から 自分に関心のある部分にだけ焦点をあててものを見る 自分が見たいものしか見ない だから生きていけるのだけれど 結局みんなが死んでしまい すべては忘れられ 歴史は勝手に書き換えられると 直視したら ほとん … Read more 多面的に見る
人間は現実の中から 自分に関心のある部分にだけ焦点をあててものを見る 自分が見たいものしか見ない だから生きていけるのだけれど 結局みんなが死んでしまい すべては忘れられ 歴史は勝手に書き換えられると 直視したら ほとん … Read more 多面的に見る
とはいうものの 今日もつらいことが半分 うれしいことが1/4 あとの1/4はよかったのか悪かったのか曖昧なこと 人生は辛いし 結局辛抱しかない いくらでも辛抱してやると 決心を固めている昨今である ーー 辛さを抱いて生き … Read more 辛抱
とはいうものの 今日もつらいことが半分 うれしいことが1/4 あとの1/4はよかったのか悪かったのか曖昧なこと 人生は辛いし 結局辛抱しかない いくらでも辛抱してやると 決心を固めている昨今である ーー 辛さを抱いて生き … Read more 辛抱
人生の垂直方向の運動というよく分からない言葉を使うのだけれど 躁状態の人にわたしはこの垂直運動を学ぶのである 躁状態の人にとってはすべてが神秘で その謎が解明されるとき まさに神を知るのである その感動は涙と共にあり生き … Read more 躁状態と垂直運動
秋を經て 月をながむる 身となれり 五十路の闇を なに歎くらむ 前大僧正慈圓 あきをへて つきをながむる みとなれり いそじのやみを なになげくらむ 秋を何年も経てやっとしみじみと月と向き合うことができるようになったが、 … Read more 秋を經て 月をながむる 身となれり 五十路の闇を なに歎くらむ 前大僧正慈圓
命にも まさりて惜しく あるものは 見はてぬ夢の さむるなりけり 壬生忠岑 命にもまして惜しく思えるものは、最後まで見ることができなかった夢が覚めたことである ーーーー 夢に君が出てきたんだよ というのは 嘘 … Read more 命にも まさりて惜しく あるものは 見はてぬ夢の さむるなりけり
生きることはそれ自体で悲惨なことだ 悲惨さを少なくしようと思って退却したのだが退却したその場所でも悲惨さは積み重なった 結局退却したその場所をさらに退却する 勇気が出たから進軍したのではないのだ退却した場所からさらに退却 … Read more 退却地点からの退却
生ける者 遂にも死ぬる ものにあれば この世にある間は 楽しくをあらな 大伴旅人 (いけるもの ついにもしぬる ものにあれば このよに あるまは たのしくをあらな) 生きる者はいずれ死ぬのだから、この世 に生きている間は … Read more 生ける者 遂にも死ぬる ものにあれば この世にある間は 楽しくをあらな 大伴旅人