プール日和

プール日和です
 
監視員の お兄さんが 笛を吹き
プールから あがるよう 言ってます
まん中あたりで 遊んでいると 一番最後になってしまい
ちょっと あせります
 
子どもたちが プールから あがると
四面にいる 監視員の お兄さんが プールに 飛び込みます
子どもたちのように 水しぶきは あげません
ゆっくり 泳ぎます
 
その間 子どもたちは プールサイドで 待っています
 
寒くないのに 鳥肌で その上を 気持ち良い風が 過ぎて行きます
 
今日みたいな 風です 
 
監視員が あがって もう一度 笛が吹かれると
われ先に 盛大な水しぶきを あげて 飛び込みます
すっかり 温まった体に 水が冷たく 歓声と悲鳴が あがります
飽きずに これを繰り返します
 
いつまでも 遊んでいたいのに プールから追い出されると
入る時には いなかった おでんの屋台が 出ています
 
ギャグマンガに 出てくるような おでん でした
三角形は こんにゃく 丸は 大根 長方形は はんぺん
竹串に刺して 手渡してくれます 
残念ながら 10円だったか 30円だったか 50円だったか 思い出せませんが
夕日に染まりながら 赤くなった顔で 頬張る おでんは とても 温かでした