手ぶれとぶれる

麻生がぶれると

新聞に書いてある
方針が一定しないという意味だが、
ぶれるという言葉でいいのか。
カメラで撮影するときに手ぶれと言った
ここからぶれるが派生した
写真を見て「少しぶれてるね」なんて言った
写真はぶれて見にくいが、被写体が確かにあることは疑いようがない
ぶれは漢字だと振れだ
脳波計で基線からの変動をぶれと言っていたけれど
それは「振れ」と言ってもいいものだった。
この例で分かるように、本来あるべき場所からの揺れの大きさをぶれと呼ぶようだ。
確かにある被写体、確かにあるベースライン、それからの逸脱をぶれと言うようだ。
ぶれには本来の場所に戻す力が予定されていると行ってもいい。
何が原則であるかは理解されているはずなのだ
本来あるべき場所が分からない人が適当なその場しのぎのことを言うのはぶれているのではないだろう
ぶれているのではなくて
よく分からないから、行き当たりばったりなのだ
それを
すこしだけ上等な言葉を使ってぶれていると表現しているだけだろう
マスコミのサービスである
誰が見ても完全な酔っぱらいを体調が万全ではないと書いてあげるようなものだ。
こんなに恩を売ってどうするつもりなのだろう。