身は捨てつ 心をだにも はふらさじ つひにはいかが なると知るべく 藤原興風
身は捨てつ 心をだにも はふらさじ つひにはいかが なると知るべく 藤原興風 藤原興風は古今集に17首収録されている。読み人知らずの意味不明歌でもないはず。 はふらさじ ・・・ 離さない、葬り去らせない (は … Read more 身は捨てつ 心をだにも はふらさじ つひにはいかが なると知るべく 藤原興風
身は捨てつ 心をだにも はふらさじ つひにはいかが なると知るべく 藤原興風 藤原興風は古今集に17首収録されている。読み人知らずの意味不明歌でもないはず。 はふらさじ ・・・ 離さない、葬り去らせない (は … Read more 身は捨てつ 心をだにも はふらさじ つひにはいかが なると知るべく 藤原興風
何をして 身のいたづらに 老いぬらむ 年の思はむ ことぞやさしき 何をしてこの身は無駄に老いてしまったのだろう、「年」がそれをどう思うかと想像すると身が細る思いだ 「やさしき」の語は「身が細る」「身が細るほど恥ず … Read more 何をして 身のいたづらに 老いぬらむ 年の思はむ ことぞやさしき
NHKで高校野球の時間が終わったと思ったら核問題についての長い議論 仕事も一段落して、お酒の時間になったので、いろんな感想というか妄想がでた 無責任に紹介すると以下のようだ 何だか人の話を聞かないでまくし立てる「いつもの … Read more 核廃絶への道
やよやまて 山郭公 ことづてむ 我れ世の中に 住みわびぬとよ ちょっと待って、山に帰るホトトギスよ、お前に言伝を頼みましょう、私はもう世の中に住むのがいやになったと ーーーーー 山里は もののわびしき ことこ … Read more この世・都・憂き世ーーー山・山里・出家ーーーあの世・浄土
つれもなき 人を恋ふとて 山彦の 答へするまで なげきつるかな 冷たい人だけれども恋しくて、山彦が答えるほど大きなため息をついてしまったよ ーーーーー うちわびて よばはむ声に 山彦の 答へぬ山は あ … Read more つれもなき 人を恋ふとて 山彦の 答へするまで なげきつるかな
豪雨のせいでアジ、サバ、サンマなど大衆魚の卸値が軒並み1~5割高騰と出ている。それとも知らず、売れ残りで赤札の、サンマの醤油煮を食べたらおいしかった。野菜も高くなるらしいが、わたしは野菜はもともと食べないので関係ない。 … Read more 豪雨
世の中の うきたびごとに 身を投げば 深き谷こそ 浅くなりなめ 世の中が辛いと思うたびに身投げをしたなら、いくら深い谷でも浅くなるだろう 昔からこうでしょうか。
世のうきめ 見えぬ山ぢへ 入らむには 思ふ人こそ ほだしなりけれ この世のつらいことが見えない山の中に入るには、愛しく思う人こそが足かせである ーーーーー あしひきの 山のまにまに 隠れなむ うき世の中は … Read more 現代でも、一時的な出家があればいいと思うがどうだろう
風吹けど ところも去らぬ 白雲は 世をへて落つる 水にぞありける 凡河内躬恒 風が吹いても場所を移動しない白雲は、昔から落ち続ける水であったのだ 比叡の山なる音羽の滝について詠んだ歌である ーーーーー そのまんま … Read more 風吹けど ところも去らぬ 白雲は 世をへて落つる 水にぞありける
風吹けば 峰にわかるる 白雲の 絶えてつれなき 君が心か 壬生忠岑 これなどは実に古典的 現代語への翻訳さえいらない 白雲は峰から離れて二度と帰らない 君の心も私から離れて二度と帰らない こころの外の風景を語り … Read more 風吹けば 峰にわかるる 白雲の 絶えてつれなき 君が心か 壬生忠岑