サッカーワールドカップの応援でメンタルヘルスが向上
2010/06/25(金)
ワールドカップで自国チームを熱心に応援する人は、単なる楽しみ以上の利益を得られるかもしれない。特定のチームに入れ込み、さらには同じ気持ちのファンと一緒に試合を応援することにより、メンタルヘルス(精神の健康状態)が大きく向上することが示されているという。米インディアナ大学(ブルーミントン)のEdward Hirt氏は、スポーツの応援に熱中することにより得られるのは、主に帰属感や結束感であると述べている。
さらに応援するチームが勝利すれば、ファンは自分自身にも自信をもつことができるという。1990年代のHirt氏の研究では、大学バスケットチームのファンに魅力的な異性の写真を見せ、デートにこぎつける自信があるかどうかを自己評価してもらったところ、男女ともにチームが試合に勝った後は自分を高く評価していた。これは、成功者と関わりをもつことにより自己評価が高くなる “栄光浴(reflected glory)”と呼ばれる現象だとHirt氏は説明している。
米フロストバーグFrostburg州立大学(メリーランド州)のPaul Bernhardt氏らによる別の研究では、1994年のワールドカップ決勝のブラジル対イタリア戦の際、スポーツバーで自国チームを応援する男性らの唾液を採取して検査した結果、勝利チーム(ブラジル)ファンはテストステロン値が20%以上増大したのに対し、負けたイタリアチームのファンでは20%以上低下したという。バスケットボールの試合後に大学生を対象に実施した試験でも同様の結果が得られた。
一方、連敗を続けるチームから離れずにいるファンの心理は、忠実なファンであり続けることによる同族意識によって説明できるとHirt氏はいう。このようなファンは、チームのつらい時期を耐え忍ぶことによって、自分が「真のファン」であり、チームが成功したときに喜ぶ資格があると感じていると、同氏は説明している。
サッカーでも野球でもバスケットボールでも、多くの人にとってファンであることは家族同一性の1つでもあり、世代から世代へと受け継がれていく。自分や自分の家族が応援してきたチームの試合をほかの10万人のファンと一緒に競技場で見るのは、一種の宗教的経験のようなもので、ほかの社会的活動よりずっと喜びを感じるのだという。
[2010年6月16日/HealthDayNews]
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日本対デンマーク戦でなんと日本は3対1で勝った
私は見るつもりはなかったのだがテレビをつけたらウィンブルドンとサッカーをやっていたので見た。シャラポアはやはりどう見ても年を取ったと思うが、まだ抜群に美しい
最初は一方的に攻撃されていたがチャンスにすばらしいゴールを決めて先行した。あんなすばらしいキックをされたらどうしようもないはずだと思う。2本は静止したボールを蹴ってそのままゴールだから、これはデンマークもどうしようもないだろう。最後の一本はパスで回して得点で、専門的にはいろいろと意見もあるのだろうが、見たところでは、全くすばらしいシュートで。全く偶然の要素はない感じだった。
あきらめたらこんなこともないのでやはりあきらめないことだと思う
「投げたらあかん」
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予選を通過しただけなのだけれど大変な興奮の仕方でこれは何だと思うが
他に興奮の材料がないのだろう
宗教団体が個人のアイデンティティを提供したりしていたものだが
現代では多様な準拠集団があり、スポーツチームはその中の無害なものの一つだろう
たとえば妻がスポーツチームに夢中になっているとき夫はそんなに細かくは言わないような気がする
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テレビのインタビューでどんな戦術で勝ちますかと聞く人がいるが
答えるはずはないので、どんなつもりで質問しているのか、よく意図がわからない
今度の作戦はこれですと何か嘘を言って混乱させるのも方法なのだろうが
たとえばエースの誰々は怪我をしたので別の人をこう使うとか言って大嘘をつく
今の所そのような作戦は使わないようで、正直に、一所懸命勝ちます、負けないようにします、引き分け狙いではありません、勝ちに行きます、など、教育的にも正しいことを言い続けている
サッカーは教育なのだ
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スポーツの対戦なので必ずまぐれということはある
しかしその偶然の幸運を期待して試合に臨む気持ちはどんなに辛いものだろうかと思う
ある程度自信があって、勝算もあり、あとは体調に気をつけておけばいい、という程度で試合に臨みたいと思うが、そんなものではないハイレベルな世界なのだから、仕方がないのだろう
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ヘディングのたびに脳血管に悪い影響が出ていると思うが大丈夫なのだろうか
健康なプロスポーツは聞いたことがない